高校でデザインを学んだ生徒たちの集大成です。
宮崎県立佐土原高校産業デザイン科の卒業制作展が宮崎市で開かれています。

7日から始まった佐土原高校産業デザイン科の卒業制作展。3年生35人が制作したイラストや立体作品などが並んでいます。

こちらは杉の板をレーザー加工して作ったランプシェード。ひょっとこやおかめなど、宮崎らしいモチーフが特徴です。

こちらは、海洋ごみの削減を訴えるポスターと立体作品。カメの甲羅の模様は、実際に海岸で拾ったプラスチックを溶かして作りました。

(出品者 野崎堪太さん)
「私は今回は新しいフォントを作りました。全部作った後に統一感があるかとか、文字としての完成度を重視するところがすごく大変でした」
(出品者 宮崎心琴さん)
「恐怖症をもっと身近に感じてもらえるアニメーションやグッズを制作しました。(こうしたデザインで)全国に恐怖症を持っている人たちでも過ごしやすい世界になるんじゃないかなと思っています」

佐土原高校産業デザイン科の卒業制作展は、宮崎市の宮交シティで9日まで開かれています。