大谷選手の元通訳・水原一平被告はなぜギャンブルにのめり込み犯罪に手を染めたのか。友人らの証言からその人物像に迫ります。

大谷選手名乗り送金依頼も…

検察が裁判所に提出した電話の音声。「オオタニ」と名乗ったのは水原一平被告です。

銀行担当者「お名前を教えて頂けますか?」
水原被告「大谷翔平です」

銀行担当者「送金理由は何ですか?」
水原被告「自動車ローンのためです。20万ドル(約3100万円)です」

大谷選手を装い送金を依頼する様子が記録されていました。

野球界のスターが巻き込まれた前代未聞の事件。水原被告は、ギャンブルの借金返済などのため大谷選手の口座からおよそ1700万ドル=日本円で26億円を不正送金した銀行詐欺罪などに問われています。

検察側は禁錮4年9か月を求刑していますが、量刑の判断には”被告人の経歴や性格”が考慮されることも。通訳としての顔以外、あまり知られていない“水原被告の素顔”を追いました。