埼玉県桶川市で23年前に起きたストーカー殺人事件の被害者遺族が、福岡県警本部で講話し「小さな悩みも聞いて安心させて欲しい」と訴えました。
◆警察のずさんな対応が問題視された
福岡県警の警察官ら約700人に講話したのは、ストーカー殺人事件の被害者の父親・猪野憲一さんです。猪野さんの長女で当時、大学生だった詩織さんは1999年、元交際相手らから執ようにつきまとわれ、殺害されました。
事件をめぐっては、詩織さんからの被害相談に対する警察のずさんな対応が問題視され、ストーカー規制法が制定されるきっかけとなりました。
◆講演100回「蔑視せず安心させて」
猪野さんは講話で「被害者を蔑視せず、小さな悩みも確実に聞いて安心させてほしい」と呼びかけました。
猪野憲一さん「法律改正も必要だが、我々のような普通の人たちも安全はみんなで守っていくよという世の中を作っていかないといけない」
猪野さんは講演活動を全国で100回以上続けています。被害者に寄り添った事件報道の重要性についても強く訴えています。
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