リニア工事の残土置き場の候補地「ツバクロ」を巡り、静岡市は2月4日、JR東海が提示する環境保全措置で現時点では問題ないとする協議結果をまとめました。
静岡市はリニア工事の環境影響について話し合う協議会を重ねていて、21回目の4日は「発生土」の置き場について議論しました。
協議会は候補地になっている静岡市葵区の「ツバクロ」について、JR東海が提示する環境保全措置で現時点では問題ないと評価しました。
<静岡市 難波喬司市長>
「これなら一応、安定性は保てるのではないかというところの結論が出たので、今回の協議会をもって、ツバクロ盛り土について適切な方法で盛り土がされるということが、皆さん良いのではないかという結論に至った」
市はJR東海に対し、工事の開始後に土の性質を把握して安全性に必要な措置を検討するよう求めました。また、工事に伴う南アルプスの生態系への影響について、市は今後、現地調査を行う方針です。
注目の記事
「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

「続けていけば必ずこれに打ち勝てる日は来る」ワイン醸造家が奮闘 耕作放棄地をワイン用ブドウ畑へ 再生に挑む

「ピヨピヨ」「カッコー」…青信号で鳴る音に違いがあるのはなぜ? 音響式信号機のナゾに迫る!

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

