気象庁は5日朝に大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報を発表しました。

8日頃にかけて、北日本から西日本では大雪や暴風雪、高波に警戒してください。
その後も、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込んで、大雪や大荒れ、大しけが続くおそれがあります。

[気象概況]
 発達した低気圧が日本海北部にあってほとんど停滞しています。また、別の低気圧が千島近海を発達しながら北上しています。
日本海には発達した雪雲があって、北日本から西日本の日本海側に流れ込んでおり、雷を伴って強い雪の降っている所があります。

 5日は、日本海の低気圧は北海道付近で次第に不明瞭となりますが、千島近海の低気圧は発達しながらサハリン付近に進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。
また、北日本から東日本の上空約5000mには氷点下42度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。

 その後も、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込んで、大雪や大荒れ、大しけが続くおそれがあります。