
かわいいハートのトマト。一見“カワイイ”と売れそうですよね。
でもこのトマトは捨てられます。
美味しいトマトができても、形が悪い、色が悪い「規格外」トマトは捨てられます。

■規格外のトマトを生かす 農家の逆転の発想
「自分が大切に育てたトマトを捨てるのは悲しい」
その思いを胸に捨てられてしまうトマトの活用に取り組むのが、
山梨県中央市にある家族4人の小さな農家・ヨダファーム。

60年にわたりトマト農家を続けているヨダファームでは、
収穫したトマトの10~15%が「規格外」として市場に並ばず捨てられています。
その量はヨダファームだけでも年間5トン~7トン。
約1000人が1年に食べるトマトの量に匹敵します。

食品ロスは農業にとって大きな課題。
しかし、この課題に「農家だからできることがあるはず」とヨダファームの功刀隆行さんが考えた逆転の発想が・・・