アメリカのトランプ大統領はきょう(4日)、メキシコとカナダに対して課すとしていた関税の発動を1か月延期することで合意したと明らかにしました。刻々と変わる状況にエリアでは、戸惑う声が多く聞かれました。
(トランプ大統領)
「メキシコとは素晴らしい話し合いができた」
トランプ大統領は3日、4日に予定していたメキシコとカナダに対する25%の関税発動を1か月遅らせることで合意したと明らかにしました。
大きな影響を受けると見られていたのが自動車産業。メキシコに工場を持つ岡山県内の部品メーカーからは「まずは先送りになって安心した」といった声が聞かれました。
一方で刻々と変わる状況に戸惑いや不安を感じている人も。
(自動車ディーラーで働く人)
「(自動車は)だいたい国内シェアより海外のほうが多いじゃないですか。輸出が減ると株下がったら大本が弱くなったら僕らも・・・っていうのはあるので、あおりはなくはないかなと思う」