山梨県初のノーベル賞受賞者・大村智さんに続く人材の育成を目的にした自然科学賞の授賞式が行われました。

この賞は韮崎市出身で2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんの基金を活用して創設されました。

9回目となる今年は、金属を含む水溶液に流す電流密度によって、出来上がる結晶・「金属樹」の構造に違いが現れる事を研究した、甲府南高校物質化学部金属樹班の北森晴翔さんら5人が受賞しました。

ノーベル生理学・医学賞受賞 大村智さん:
「自然から色々な事柄を学ばれることを期待します。自然はいかなる教科書にも勝ります」

甲府南高校物質化学部 北森晴翔さん:
「自然の未知を既知へと変えていく開拓者として、精いっぱい努力したいと思います」

なお北森さんらの研究は全国高校総合文化祭でも奨励賞を受賞しています。