4日午前、北アルプス奥大日岳の登山道で大阪市から登山に来ていた72歳の女性が滑落しました。女性は富山県の消防防災ヘリで救助され病院に搬送されましたが全身を打つ重傷です。

4日午前10時15分ごろ、北アルプス奥大日岳の標高2600メートル付近の登山道で大阪市から登山に来ていた72歳のパート従業員の女性が15メートル滑落したと同行していた登山者から警察に連絡が入りました。

連絡を受け富山県の消防防災ヘリが女性を救助し病院に搬送しましたが、女性は全身を打つ重傷で、意識はもうろうとしているものの命に別状はないということです。

女性は3日に室堂から入山して雄山や浄土山を登山したあと雷鳥荘に泊まり、4日は奥大日岳に向かう途中の事故だったということです。警察が詳しい事故の原因を調べています。