今や節分の定番は「恵方巻き」です。様々なラインナップで選ぶ楽しさがある一方、原材料価格の高騰で値上げの波も押し寄せているようです。
愛媛県松山市二番町にある寿司店「寿司きんぼし」。こちらでも、節分に向けて恵方巻きの準備を進めていて、サーモンやハマチ、タイなどを使った海鮮巻きや、イクラやウニを添えた巻き寿司を用意しました。
寿司きんぼし店 主木下桂吾さん
「かなりおいしいものが仕上がっていると思います。1つのお寿司屋さんのイベントだと思っているので、従業員みんな気合いを入れて頑張っております」
一番人気は、エビや県内産のミツバなど6種類の具材を香りが良い特上のノリで巻いた恵方巻(1500円)。そのお味は…。
山田祐也アナウンサー
「中の具材と酢飯の相性が抜群です。エビの食感もプリっとしていてミツバの味もしっかりしていますね。ノリの風味が全体を引き立ててくれていて、これは贅沢な逸品です」
「福を巻き込む」という願いが込められた恵方巻きですが、値上げの波にも巻き込まれています。
今年の平均価格は、1094円と去年に比べて136円アップしています。その理由は、原材料価格の高騰。コメは60%以上、ノリは20%以上高くなり、具材も軒並み値上がりしました。
ただ、こちらは店の努力で価格を維持しています。
寿司きんぼし店 主木下桂吾さん
「価格が上がった分を商品に全て転嫁することが難しいので、自分たちも直接足を運んで仕入れするなどいろいろな工夫をして、とりあえず今年は価格を据え置きでできる状況ではありますね」
一方、新居浜市の老舗洋菓子店「永久堂」が手掛けた、恵方巻ロール(900円)。イチゴやキウイなど4種類のフルーツと生クリームを、ココアと竹炭のパウダーを練り込みノリをイメージし、黒く仕上げたスポンジケーキで巻きました。
坂田創一アナウンサー
「ふわふわで美味しいです。甘いもの好きにはたまらないです」
店では、生クリームやココアなどの値上げを受け、去年より3センチ短くしたそうですが、恵方巻ロールの人気は変わらず予約は好調だということです。
今年の恵方は「西南西」。
店も消費者も価格との戦いですが、年に一度の縁起物、ぜひお好みの味で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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