山梨県丹波山村で行われる正月行事「丹波山のお松引き」が、国の「記録作成などの措置を講じるべき無形の民俗文化財」に選択される見通しとなりました。

「丹波山のお松引き」は、丹波山村に伝わる正月行事で、正月にそれぞれの家で飾っていた門松を集めて巨大な山車をつくり、地域の人らが引いてその年に迎えた年神を送るものです。



山車は木のソリを土台に丸太で やぐらを組み、そこに門松を積み重ねて竹で覆う形で作られ、山車の正面にはその年の干支飾りなどが取り付けられます。

また山車を引く道中では木遣り歌やお囃子が流れ、縁起物の餅やミカンなどがまかれます。

この伝統行事「丹波山のお松引き」について、今月24日に開かれた国の文化審議会は文化庁長官に「記録を作成するなどの措置を講じるべき無形の民俗文化財」に選択するよう答申しました。

官報に告示されれば、県内で同様の民俗文化財はこれで10件となります。