陸上自衛隊は、交際相手2人に暴行を加えていた自衛官を懲戒処分しました。
停職3か月の懲戒処分を受けたのは、北熊本駐屯地に部隊を置く西部方面特科連隊・所属の20代の3等陸尉です。
第8師団によりますと、3等陸尉は2023年3月、口論となった交際相手の頬を平手打ちし、その6か月後の2023年9月にも同じ様な理由で別の交際相手の頭を殴ったり、背中を踏みつけたりしたということです。

それぞれ当事者間で示談が成立しているということですが、2件目の暴行については、罰金刑を受けています。
西部方面特科連隊長の廣田佳仁一等陸佐は「今後はこのような事案が起きないように、指導監督、体制の強化により再発防止に努めていく」とコメントしています。
なお第8師団は、3等陸尉の性別をLGBTQの観点から公表していません。