SNSで株取り引きを持ちかけられた福島県いわき市の50代の男性が、現金123万円をだまし取られる被害にあいました。
警察によりますと、去年10月30日、男性がネットを閲覧中、投資のAI診断という広告をクリックしたところ、LINEグループに登録するよう誘導され、登録しました。
すると、投資家の助手を名乗る人物から「投資家が主催する株取り引きによる投資があり、確実に利益が上がるので参加しないか」などと誘われ、男性は投資に参加したということです。
その後、男性は株取り引きのためのインターネットサイトにアカウントを開設するよう指示をされた上、投資家の助手から指示されるままに、株取り引きによる投資名目に、去年11月21日、12月4日、12月11日の3回に分けて、現金計123万円を指定された口座に送金し、だまし取られる被害にあいました。
その後、男性が「何かが変だ」と自身でネットで調べたところ、同様の犯罪の手口を知り、27日、警察に届け出て被害が発覚しました。
警察では、SNSで知り合った相手から投資の勧誘などを受けた場合には詐欺を疑い、110番通報することを呼びかけています。