今週末、2月2日は「節分」です。福島県郡山市の寺では、5年ぶりに行われる豆まきに向けて、準備が進んでいます。

枡に書かれた「福」、そして「寿」の文字。郡山市の如宝寺では、2月2日の節分に向けて、豆まきの準備が進んでいます。住職の保森英士さんは、訪れた人たちに配る300個の枡、1つ1つに縁起の良い文字を書き入れていました。

如宝寺・保森英士さん「手で書いているので出来が悪いのもあるが、ありがたいと思って受け取ってもらえたらと思う、正直なところ(笑)」

枡の中に入る豆の準備も進んでいます。豆の香りが漂う部屋の中で、寺に集まった40人が、120キロの豆を1万5000袋に小分けにしていました。如宝寺の豆まきは、新型コロナウイルスの影響などで、中止となっていたことから、今回5年ぶりとなります。

保森さん「豆をまいて厄を払い、願い事を叶える。そんな風になればいい」

如宝寺の豆まきは、2月2日の午後4時から行われます。