5つの市が合併して誕生した北九州市は、来年2月に市制施行から60年の節目を迎えます。シリーズでお伝えする「北九州市60周年」、1回目は人口の推移とともに5市合併の歴史を振り返ります。

◆合併は1963年2月10日

RKB浅上旺太郎「九州で初めてとなる政令指定都市・北九州市は、来年2月に誕生から60年を迎えます」


陸と海の交通の要衝・門司市。商業の中心・小倉市。日本一の石炭集積港・若松市。官営八幡製鐵所でにぎわう八幡市。


響灘と洞海湾に囲まれた工業都市・戸畑市。北九州市は1963年2月10日、5つの市が合併して誕生しました。

北九州市 吉田敬太郎仮市長「北九州市として発足することを宣言します」

◆合併で人口103万人に

当時、5つの市を足した人口は103万人で、「九州初の100万都市」となりました。あれからまもなく60年、街はどう変わったのか。合併当時の北九州市を知る人たちに話を聞きました。


戸畑区の人「合併は良いと思いますね、戸畑市だけでは今のような発展はないでしょう」
小倉北区の人「100万都市になるということは、夢が大きく広がるなという感じはしたと思います」
門司区の人「若い人が盛り上がったね、それから北九州は本当に発展したんだから」