24日、大阪市で開催された春のセンバツ高校野球大会の選考委員会で、鳥取県米子市の米子松蔭高校が選ばれました。33年ぶり2回目となるセンバツ出場です。

秋の高校野球中国大会で岡山の創志学園、広島の盈進といった強豪校を次々と倒し、準優勝した米子松蔭高校。

長﨑校長と塩塚監督が、緊張の面持ちで発表の中継を見つめました。
そして、午後4時すぎ、米子松蔭高校の春のセンバツ高校野球大会への出場が決定しました。

長﨑校長は早速、春の便りを待ち望む選手たちが集まるグランドに向かい、報告しました。

米子松蔭 長﨑成輝 校長
「センバツ大会への出場が決定しました。みんなおめでとう」

米子松蔭 惣郷峻吏 主将
「小さい頃からの憧れの舞台に立てるということで、素直にうれしい気持ちです」

米子松蔭 塩塚尚人 監督
「素直にうれしいです。今まで選手たちが努力してきた様子を思い出して努力が報われた気持ちになりました。守備がうちの強みとなっていますので、守備からリズムを作って攻撃につなげて戦っていくというところが特長だと思っています。」

米子松蔭のセンバツ出場は33年ぶり2回目。

「指導者と選手の目標が浸透し、一丸となり、あきらめないひたむきな野球がみてとれる好チーム」などと評価され、今回の出場が決まりました。

米子松蔭が出場する第97回選抜高等学校野球大会は、3月18日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で13日間の日程で開催されます。