「大道芸の聖地」ともいわれる静岡市に大道芸人として活躍する男子高校生がいます。学業に励みながらパフォーマンスの技を磨き観る人を楽しませています。
パフォーマンス「3、2、1」
週末、静岡市内で行われた大道芸のパフォーマンス。ディアボロという「こま」を巧みに操るのは大道芸人「てぃがー」として活躍している高校生の田島樟さんです。
<大道芸人「てぃがー」 田島樟さん>
「観覧車ぶん投げます、よし、これ決まったらカッコイイ、ノールックキャッチします」
田島さんは、高校1年生の時にNPO法人「しずおか大道芸のまちをつくる会」のパフォーマーに登録し、ディアボロを中心に静岡県内でパフォーマンスを披露。休日は朝から晩まで10時間ほどパフォーマンスと練習を重ねています。
<大道芸人「てぃがー」 田島樟さん>
「小さい子がいたら、光るディアボロを使って興味をひいたりとか、日中だったら小さいディアボロでも見えるから高く上げてみたりとか、本当に状況に応じて変えてやっています」
田島さんがディアボロに出合ったのは小学3年生の時です。華麗な技に魅了されたといいいます。
<大道芸人「てぃがー」 田島樟さん>
「小さな仕草だったりとか、手の伸ばし方だったりとか、ディアボロとその些細な動きも相まって、すごい素敵でしたね」
静岡市内の高校に通う田島さん。学校では、生徒会の副会長を務めたこともあります。
<クラスメイト>
「クラスでも愛されキャラといいますか、けっこう面白い、優しい人です」
<クラスメイト>
「よく教えてもらって、いつも頼りになっています」
清水国際高校にはダンスなどを披露する「パフォーマンス部」があり、田島さんは、その部の中で「大道芸」の部門を立ち上げました。大道芸の道具はアルバイトでお金を貯めて少しずつ買い集めました。
<大道芸人「てぃがー」 田島樟さん>
「ちょっと見せるんですけど、これ、自分で考えた技で、こういう感じで、すごいあやとりみたいな感じ。動かして、最後、外れる。こういう面白さもあって」
技を磨く田島さんの背中を追いかけている生徒もいます。同じ部活に所属する2年生の山本純暉さんです。
<清水国際高校2年 山本純暉>
「中学の時に土日とかドリプラ行ったら(大道芸を)やっていて、てぃがーさんっていう存在は知っていたんです。もうレベルが違う、高校生とは本当に思えないクオリティで、すげえなって」
<大道芸人「てぃがー」 田島樟さん>
「恐縮です、あはは」
山本さんは田島さんからパフォーマンスを学び、2024年にパフォーマーの試験に合格。2025年2月から、活動を始める予定です。
高校生大道芸人の活躍は他の生徒にも刺激を与えています。
<清水国際高校2年パフォーマンス部 八木美悠部長>
「惹きつける力っていうのを感じていて、やっていてお客さんも盛り上がるし、部活全体にも感じられて部活も盛り上がる」
<清水国際高校パフォーマンス部 西野雄介顧問>
「顧問としては、頼もしいというか、すごくパフォーマンス部にとっても重要な人物」
田島さんは2025年1月、第一志望の大学に合格。今後は東京などの大道芸のライセンスを取って活動するが目標です。
<女の子>
「かっこよかった」
<男の子>
「何回も見ているけど(自分のできない)技を簡単そうにやっていてすごかった」
<男の子>
「自分もやりたくなる、練習したくなるから、ずっと続けてほしいな」
<大道芸人「てぃがー」 田島樟さん>
「自分が練習してきたものをみんながいいリアクションをするって最高じゃないですか。最高だと思うんですよ、頑張って良かったなって思えるんで」
田島さんは2月8日と9日も静岡市清水区のエスパルスドリームプラザの海側のエリアでパフォーマンスを披露する予定です。














