38年前、福井市で女子中学生が殺害された事件で無罪を主張し、2025年3月に再審開始が決まった前川彰司さんが、袴田巖さんの姉・ひで子さんと面会しました。前川さんは「1人でも多くの再審冤罪事件が救われてほしい」と話ました。

前川彰司さんは1月24日、再審で無罪を勝ち取った袴田巖さんの姉・ひで子さんと浜松市内で面会しました。

前川さんは、1986年に福井市で当時中学3年の女子生徒が殺害された事件で逮捕され、一度、有罪が確定。前川さんは無罪を訴え続け、2024年10月、裁判のやり直しが決まりました。

2025年3月に控える再審の初公判を前に交流があった袴田ひで子さんと会い、ひで子さんは浜松のウナギを振る舞ってエールを送りました。

<袴田巖さんの姉・ひで子さん>
Q. 前川さんに伝えたいことは?
「今まで戦ってきているんだから、私が何も言わなくて承知している。だから頑張るしかない」

<前川彰司さん>
「思いは、心が一緒のような気がする」
「袴田事件と福井事件も連動できて、再審法改正に更に繋げて、多くの再審冤罪事件が、救われて欲しい。再審法を改めれば世の中が変わると思うので、僕はそれを信じている」

念願の巖さんとの面会は叶いませんでしたが、前川さんは2025年3月の初公判に向け気を引き締めている様子でした。