無痛分娩のメリット・リスク
熊本市の慈恵病院・蓮田健(はすだ たけし)院長に無痛分娩のメリットとリスクを聞きました。
慈恵病院 蓮田健院長「無痛分娩を選ぶ最大の理由は、陣痛のストレスを取ることができるという点。お産の痛みは、強い時には手の指を切断する痛みに匹敵するといわれている。『1人目の出産の時にものすごく辛くて、トラウマで次の妊娠自体をためらっていました』という女性もいるので、そうした方には助けになると思う」
一方で、麻酔を使うためリスクやデメリットもあります。陣痛が弱くなり分娩の進行が遅れる場合が多く、発熱や血圧低下、吐き気、足のしびれなどが起こるケースもあります。ただ、赤ちゃんに影響を与えることは極めてまれだということです。
