新型コロナについて去年10月から、高齢者などを対象にワクチンの定期接種が行われています。このうち宮城県の仙台市や石巻市、名取市など11の市と町は1月末まで、それ以外の24の市町村は今年3月末までが期間となっています。定期接種を行っている医療機関の現状や街の声を取材しました。

接種枠が埋まらない…?

仙台市太白区のめざきクリニックでは、去年10月から新型コロナワクチンの定期接種を受け付けています。しかし、最近は接種枠が余る日が多いといいます。

めざきクリニック 目崎亨医師:
「ワクチンの予約画面なんですが、定期接種は10月から補助が始まって月・火・水しか(接種を)していなかったんですが、それでも(上限の)10人埋まらなかったんですよね」

各市町村で行われている新型コロナワクチンの定期接種は、65歳以上の高齢者と、60歳から64歳までの心臓や腎臓などに基礎疾患がある人が対象です。

費用は、一部自己負担となり、負担額は仙台市や気仙沼市などは3500円、塩釜市や多賀城市などは3300円、石巻市や白石市などは3000円となっています。