名古屋市の大曽根から愛知県春日井市の高蔵寺などをバスでつなぐ「ゆとりーとライン」、2001年3月に開業しました。
専用の高架レールと一般道路の両方を走る日本で唯一の「ガイドウェイバス」が運行され、渋滞の影響を受けないことから「ゆとりーとライン」と名付けられています。しかし…。

(高校生)
「毎朝すごく混んでいます」
名古屋市守山区の金屋駅では、通勤・通学のピーク時の21日午前8時前には車両は超満員。バスは2分おきにやって来ますが…。

(高校生)
「(Q:乗らなかったけれど、こういうことはよくある?)はい、ぎゅうぎゅうで…」
(80代男性)
「2本ぐらい遅らせますね、無理せず。最初にできた頃は人も少なかった」

背景にあるのは、守山区での人口の爆発的な増加です。守山区の志段味地区では土地開発が行われ、ゆとりーとラインが運行を開始した2001年には人口約1万6000人でしたが、去年12月には2倍以上の約3万9000人に増えています。