サッカーJ2リーグで去年16位に終わった大分トリニータ。通算8年目となる指揮官の片野坂知宏監督は、清武弘嗣を含む9人の補強に手応えを感じているとし、「夢中になるフットボールをお見せしたい」と新シーズンへの意気込みを語りました。

トリニータは5日、別府市の八幡竈門神社を訪れ、片野坂監督が玉串を捧げ、昨シーズン16位からの巻き返しを誓いました。このあと絵馬を奉納し、チームのマスコットキャラクター「ニータン」のモデルとなった『なで亀』に両手を添え、必勝を祈願しました。

片野坂監督:
「去年は悔しいシーズンになりましたので、今シーズンは、より自分自身も変わらなければいけないですし、気持ちを新たに取り組みたい」

クラブ創設30周年の節目となった昨シーズン。3年ぶりにチームに復帰し、J1昇格を目指して戦った片野坂監督でしたが、チームは浮上のきっかけをつかめずに低迷。残留争いに巻き込まれた結果、16位と不本意な成績でシーズンを終えました。

片野坂監督:
「けが人が多かったことは皆さんもご承知の通りで、シーズン中に17人もの選手が一気にけがをしたこともありました。主力の選手が離脱というのは非常に戦力ダウンとなり痛いですけど、それを言い訳にしてはいけないと思っています」