子どもたちに都市部と同じような学習環境を整えようと、壱岐市とベネッセコーポレーションが協定を結びました。

壱岐市では少子化が進むなか児童・生徒にとってより良い学習環境を整えようとベネッセコーポレーションが開発した学習ソフトを今年度から導入しています。ソフトでは個人の習熟度にあわせた学習ドリルや、自動採点が行われるテストを提供。今回の協定でソフトの使いやすさなどについてベネッセが壱岐市から情報を得たり、ソフトの有効的な活用について教職員がベネッセからアドバイスを受けたりすることになっていて、授業の改善や子どもの学力向上が期待されています。

（ベネッセコーポレーション 中川雅文 九州支社長)「地域の課題をしっかり把握して解決させていただくための支援をやらせていただきたい。」

（篠原一生 壱岐市長)「壱岐に生まれたから自分の夢を諦めなければならないということがあってはいけないと思いますので、子どもたちにそれぞれの夢を追いかけるベースをちゃんと提供したい。」

ベネッセコーポレーションは協定で得られるノウハウを全国の他の離島の学校にも生かしより多くの子どもの支援に繋げたいとしています。