岡山県赤磐市と建設会社が共同でイベントを開き、中学生が建設現場の作業を体験しました。若い世代に、深刻な人手不足に悩まされる建設業界に興味を持ってもらおうというものです。

赤磐市と荒木組のイベントに参加したのは、市内の中学生21人です。建設会社の従業員から説明を受け、機械を使って地面と水平な角度を測ったり、大きなボルトを締めたりと、現場での作業を体験しました。

(体験した生徒)
「来てみて、知らないものを見るのは楽しくて知見が広まったというか」
(体験した生徒)
「将来の選択肢としてやってみたいと思いました。(将来は)工業系に行ってみたいですね」

建設業界では従業員の高齢化が進んでいて、若い人材の確保が大きな課題となっています。

(荒木組 建築部 在間義郎副部長)
「やって楽しいというところを(若者に)わかってもらえたら、今後もこの業界は続いていくのかなと」

赤磐市と荒木組は今後もこうした活動を続け、若者に建設業の魅力を伝えたいとしています。