少子化や教員の働き方改革に伴い進む「部活動の地域移行」について、岡山県内の自治体で行われている取り組みの発表会が開かれました。
発表会には岡山県内7つの市と町の教育委員会の職員らが出席しました。各自治体では、実証事業としてそれぞれの実情に合わせた形で部活動の地域移行へ向けた取り組みを行っています。
きょう(20日)は、地域クラブの指導者に必要な資格の取得について、受講費の2分の1を補助する。
活動に必要なバスを公費負担で貸し出すといった取り組みが紹介され、意見交換なども行いました。
(岡山県教育庁 保健体育課 片岡敏行課長)
「これまで学校が担ってきた学校部活動を地域クラブ活動に展開することで子どもたちが主体的に選択できるような活動をみんなで考えていきたい」
岡山県は今後7市町に限らず、実証事業へ参加する自治体を増やしていきたいとしています。