岡山県総社市と広島県福山市を結ぶ井原鉄道が、今年10月から平均で18%の運賃値上げを国に申請したことを明らかにしました。

井原鉄道は、沿線の少子高齢化などにより、利用者の減少が続き、今後も増加が見込めないことから、現状の運賃水準では安全で安定したサービスの提供に限界があるとしてきょう(20日)、国土交通省中国運輸局長あてに運賃上限変更認可の申請を行いました。

運賃の改定は今年10月からの予定で、普通運賃は20.2%、通勤定期は20%、通学定期は10%の値上げとなり、全体では18%になります。

井原鉄道は「引き続き公共交通機関としての使命を果たしてまいりますので御理解をお願い申し上げます」とコメントしています。