イスラエルとイスラム組織ハマスが合意したガザ地区での停戦が、日本時間のきょう午後始まります。イスラエルのネタニヤフ首相は、「戦闘を再開する権利を持つ」と述べハマスをけん制しました。

仲介国のカタールによりますと、ガザでの停戦合意は日本時間の午後3時30分に発効します。合意は3段階からなり、第1段階として6週間の停戦が始まり、この間にハマスは人質33人を解放することになっています。

ネタニヤフ首相は18日、ビデオ声明で「我々は必要に応じて戦闘を再開する権利を持ち、アメリカの支持を得ている」と述べ、ハマスをけん制しました。

おととし10月以降、1年3か月以上続く戦闘の終結に向け、合意が着実に履行されるかが注目されます。