長崎県五島市の二次離島・嵯峨ノ島で、住民が注文した生鮮食品や日用品などをドローンで配送するサービスが始まりました。

五島列島の福江島からさらに4キロ海を隔てた嵯峨ノ島。

住民が、カタログの商品を電話で注文すると…福江島にあるドローンの配送会社が注文品をドローンに乗せて空へ向けて飛ばします。



人口およそ100人の嵯峨ノ島。
ドローンでの配送が始まったのは、島に1軒だけ残る店が今年いっぱいで閉店するためです。このままでは三井楽か福江への買い出しを余儀なくされます。


注文品を乗せたドローンは時速100キロ、嵯峨ノ島まで20分。
島の決められた場所に着くと品物を投下!
パラシュートの付いた品物は芝生にふわりと着地します。

弁当や卵、豆腐も大丈夫!雨の日も配送できます。

住民の吉田タマ子さん(70)は届けられた弁当の状態を確認して「大丈夫です。便利です」と話していました。

ドローン配送は週3回、一日4便体制で1機におよそ1キロまで、最大4機飛ばすことができるということです。