住所変更や住民票の取得などの手続きをする際に職員が専用のシステムを使って来庁者と一緒に申請書を作成する、いわゆる「書かない窓口」の運用が富山県高岡市で始まりました。

高岡市で15日に始まった「書かない窓口」は、住所変更や住民票の取得など220の手続きで職員が専用のシステムを使って来庁者と確認しながら申請書を作成するものです。

申請書はこれまで来庁者が自分で書いて作成していましたが、15日からは職員が入力した内容を確認しサインするだけで手続きが完了することになります。

高岡市によりますと、通常は1日600件あまりの申請がありますが書類の不備や書き直しが多く、「書かない窓口」を運用することで、市民の利便性の向上と手続きの時間短縮が期待されるということです。