有田焼の作家、十五代 酒井田柿右衛門さんの新作展が岡山市北区の百貨店で始まりました。

鮮やかな苺が描かれた大きな壺に、どんぐりを題材にした花器など、さまざまな作品が並びます。

岡山市北区の天満屋岡山店で始まった、十五代酒井田柿右衛門展。

十五代の襲名10周年と、天満屋が百貨店として営業を始めて100周年になるのを記念して開かれているもので、壺や花瓶、皿など約60点の新作が展示されています。

(柿右衛門窯 有田本店 酒井田淳志店長)
「天満屋さんのために作ったハイビスカスのお花でも、赤の中でグラデーションをつけていますので、そういったところのちょっとした筆の使い方とか思いを感じていただきたい」

有田焼の気品あふれる作品に触れることができる展覧会は、今月20日まで開催されています。