13日夜、宮崎県内で最大震度5弱を観測した今回の地震を専門家はどのように見ているのでしょうか。
京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教は、去年8月の地震で割れ残りとなったプレートが動いたと分析し、日向灘ではまだ地震が起こりやすいとして注意を呼びかけています。
(京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教)
「基本的なメカニズムとしてはプレート境界地震というもので、昨年の8月8日の地震と同じメカニズムです。8月8日の地震の大きな意味で言えば余震だと思います」
山下助教によりますと、13日夜の地震の震源は去年8月に発生し日南市で震度6弱を観測した地震の震源域の中にあり、この地震で割れ残りのプレートが動いたとみられるということです。
また、気象庁は今回の地震について、「南海トラフ地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったとは考えられない」と発表しましたが、山下助教は、日向灘については1週間程度は同じ程度の揺れに注意が必要だと呼びかけます。
(京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教)
「あくまでもそれ(気象庁の発表)は南海トラフ地震に関して。日向灘の地震に関しては、いまだにまだ起こりやすい、引き続き大きな地震が起こる可能性は非常にまだ高くなっていますから、日向灘の地震に関しては気をぬくのは早い」
また、日向灘では、マグニチュード7程度の地震が度々発生していますが、山下助教によりますと、今回の地震は1996年12月に起きた地震の震源域で発生。
今後も日向灘では、マグニチュード7程度の地震が起きるとして、日ごろから防災意識を持つことが重要だと呼びかけます。
(京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教)
「日向灘は、今年・去年と立て続けに大きな地震が起こりましたが、こういう地震が数十年に1回ぐらいは普通に起こる場所です。震度3とか4を観測するような地震はだいたい毎年起こります。起こった時にちょっと(対策を)見直そうかなとしていただければ。まずは、皆さんの意識の中で『日向灘は地震が起こる場所なんだ』ということをしっかり理解していただくということが最初の一歩と思います」
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