春に向けた準備です。岡山市北区の後楽園でこの時期恒例の梅のせん定作業が始まりました。

園内にある約100本の梅のせん定作業は、見た目を美しく整えるとともに、風通しをよくして病害虫の発生を抑える目的で、毎年この時期に行われているものです。きょう(14日)は、岡山市内の造園会社の作業員5人が不要な枝をハサミで丁寧に落としていきました。

後楽園によりますと、梅は今月(1月)下旬に咲き始め、2月上旬に見ごろを迎えそうだということです。
(後楽園事務所 栗坂智人さん)
「綺麗に整った梅林を楽しんでいただけたらと。その中で徐々に開花していく様子を楽しむことで春の訪れを感じていただけたらと」
せん定作業は、きょうから3日間行われ、落とした枝はあさって園内で販売される予定だということです。