今シーズンの真珠の入札会が全国のトップをきって愛媛県宇和島市で始まり、平均単価は去年並みの高価格を維持する滑り出しとなっています。

10日の初日は1年以上育てた「越物」や、一昨年秋に核入れした「秋入れ」の1級品の入札が行われ、全国21の業者が集まりました。

出品された112点のうち78点、およそ1億3千万円の売買が成立し、1匁あたりの平均価格は3万2524円でした。

県漁協では去年並みの単価を維持できたとして、今後も順調な入札を期待しています。

(愛媛県漁協平井義則組合長)
「製品はしっかりと仕上げているので、そこそこの値が付くと予想している」

初回の入札は16日までで、912点およそ230キロの出品が予定されています。