かつてJR岡山駅前のシンボルとして親しまれた「ピーコック噴水」。きょう(10日)撤去後の移設先として手を挙げたIPU環太平洋大学のもとに届けられました。

(柏野仁弥キャスター)
「ピーコック噴水を載せたトラックが環太平洋大学の敷地に到着しました。一度解体され面影はありませんが、トラック3台に分けて部品が運ばれました」

去年3月までJR岡山駅前のシンボルとして長年親しまれた「ピーコック噴水」。

岡山市による路面電車の乗り入れ整備事業に伴い撤去されました。

きょう(10日)新たな持ち主となったIPU環太平洋大学の敷地に、職員が立ち会う中、ノズルや支柱などが搬入されました。

噴水は今後、春に完成予定の大学のトレーニング施設「IPUランニングパーク」の敷地内にオブジェとして設置されます。

(IPU環太平洋大学 陸上競技部コーチ 吉岡利貢さん)
「コースの方も着々と進んできていますので、そこにシンボル的なものが置かれて、いよいよ春から新しい思いで取り組んでいけるのかなと思います」

ピーコック噴水の組み立ては来月(2月)下旬ごろから始まるということです。