石破総理はきょう、今年初の外遊先となるマレーシアに向け出発しました。今回の外遊には、妻・佳子さんも初めて同行し、ファーストレディとして“外交デビュー”します。
石破総理
「不確実性を増す国際社会の中にあって、東南アジアとの関係は今まで以上に大事にしていきたいと思っております」
きょうから4日間の日程で、マレーシア・インドネシアを訪問する石破総理。首脳会談では、影響力を強める中国を念頭に、安全保障分野やインフラ・エネルギーなど、経済分野での連携強化に向けた議論を行う予定です。
政府専用機に乗り込む際、石破総理の横にいるのは妻・佳子さん。今回の外遊がファーストレディとしての“外交デビュー”になります。
“ファーストレディ外交”と言えば、一昨年、岸田前総理の妻・裕子さんがバイデン大統領の妻・ジルさんの招待を受け、単独でアメリカを訪れたり、先月には安倍元総理の妻・昭恵さんがトランプ次期大統領夫妻と対面で面会するなど、政権が代わっても交流が続くケースがみられます。
たびたび、その動向に注目が集まるファーストレディ。石破総理が総裁選に挑んだ5年前、佳子さんはインタビューでファーストレディについて、こんなふうに話す一幕もありました。
石破総理の妻 石破佳子さん
「(Q.佳子さんがファーストレディになったとしたら、その時の未来は想像されたりしますか)すごくそれは重責を感じますね。想像っていうことは一番今だとそこですね、具体的な想像はなくて」
石破佳子さん
「(Q.〔総裁選に〕出るということは誰がファーストレディになってもおかしくない確率があるわけじゃないですか)夫と結婚が続いていればということも…」
去年、晴れて、夫である石破総理が自民党総裁に選出された時には、“信じられない”といった様子だった佳子さん。“外交デビュー”に向け、こう意気込みを語っていました。
石破佳子さん
「国益ということを石破は考えて仕事をさせていただくかと思っております。私もファーストレディとして外国に行きますとか、全ての立場におきまして行動が皆様方の生活に大きく関わってくることも出てくると思いますので、いろいろご指導を受けながらしていきたいと思っております」
今回の外遊では、マレーシアの首相夫人との交流や、現地で活躍する日本人女性との懇談などを予定しています。
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