気象庁は大雪に関する関東甲信地方気象情報を9日午前10時52分に発表しました。
それによりますと、強い冬型の気圧配置の影響により、長野県と関東地方北部では、10日にかけて、大雪となる見込みです。
積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれにも注意してください。
[気象概況]
日本付近は、強い冬型の気圧配置となっています。強い冬型の気圧配置は、10日にかけて続き、東日本の上空約5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。
このため、長野県や関東地方北部では、10日にかけて断続的に強い雪が降り、大雪となる見込みです。
[雪の予想]
10日12時までの24時間に予想される降雪量(多い所)
関東地方北部 40センチ
甲信地方 50センチ
その後、11日12時までの24時間に予想される降雪量(多い所)
関東地方北部 40センチ
甲信地方 30センチ
上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
[防災事項]
長野県と関東地方北部では、10日にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒してください。また、なだれに注意してください。