新春恒例の宮中行事「歌会始」。
自作の歌が詠み上げられる入選者10人に、宮崎県延岡市の高校生が最年少で選ばれました。

今回、最年少の16歳で歌会始に入選したのは、延岡学園尚学館高等部1年の森山文結さんです。

(延岡学園尚学館高等部1年 森山文結さん)
「自分が入選するとは思っていなかったので、とても驚きました。すごくうれしかったです」

母親と祖母が俳句を詠んでいて幼いころから詩歌に触れる機会が多く、学校では文芸部に所属している森山さん。

入選した短歌については自信はなかったと話しますが、今月22日に皇居・宮殿で開かれる歌会始を心待ちにしています。

(延岡学園尚学館高等部1年 森山文結さん)
「歌では自分の気持ちも口にだしては言えなくても、言葉にならしやすいのかなと思って、そういったところに(短歌の)魅力を感じています。自分の歌が天皇陛下の前で詠まれるとなると、ちょっと緊張するのですけど、何となく楽しみな気持ちにもなったりしています」

今回の短歌のお題は「夢」で、森山さんは、学校の夏休みの課題として短歌づくりに取り組み、今回、2回目の応募で入選を果たしました。

気になる短歌ですが、歌会始で披露されるまでのお楽しみになっています。