山口宇部空港(山口県宇部市)と韓国・インチョン国際空港を結ぶ連続チャーター便の運航が8日、再開しました。

日本側と韓国側双方の乗客を乗せての運行は、およそ6年ぶりです。



午前11時、雪の滑走路にアシアナ航空の機体が姿をあらわしました。

山口宇部空港と韓国のインチョン国際空港を結ぶ連続チャーター便です。

去年1月から2月には韓国側の乗客のみが利用できるインバウンド向けで運航されましたが、日本側からも利用できる双方向での運航はおよそ6年ぶりです。

今日の第1便は、185席ほぼ満席。



乗客らは菓子などの記念品を手渡され、園児らから歓迎を受けました。

韓国からの旅行客
「子どもと日本を旅行したくて来ました。温泉が楽しみです」
「山口だったらおいしいものがいっぱいありますし、インターネットで調べてみるとフグが有名だというのでフグを食べようかなと思っています」

今回は来月2日まで週3回、12往復・24便が運航されます。

県によると予約は好調だということです。



村岡嗣政 知事
「これをぜひ多くの方々に楽しんでもらって、さらに山口に行こうという風に拡大していくことを目指して、取り組んでいきたいと思います」



来月には山口宇部空港と台湾を結ぶ便も運航される予定で、県は定期便化に向けて実績を作っていきたいとしています。