マツダがEV=電気自動車用電池の組み立て工場を山口県岩国市に新設すると発表しました。

山口県の村岡知事は「成長産業の集積につながる大きな投資」と評価しました。マツダは、電気自動車に搭載するリチウムイオン電池の組み立て工場を、旭化成建材岩国工場跡地に建設する予定です。

マツダが国内に工場を新設するのは、1992年の防府第2工場以来となります。

工場を通じて地域の雇用や経済発展にも貢献していくとしていて、2027年度の稼働を目指します。村岡知事は誘致活動が実を結んだ、「大変うれしいニュース」と喜びました。

村岡嗣政 山口県知事
「これは本当にこれからに向けて、大変大きなステップだと思ってますし、山口県の成長産業の集積にさらにつながっていく、大変大きな投資だという風に感じておりますので」

県は半導体や蓄電池分野を重点成長分野に位置づけ、企業誘致に力を入れていて、投資額はおととし、2023年と2024年の連続で過去最高となりました。村岡知事は「過去2年を超えることを目指したい」と新たな誘致への意欲を見せました。