今年の富士山の夏山シーズン中、山梨県側から登山した人は およそ11万5000人で去年より増加しましたがコロナ禍前の6割にとどまりました。
登山者数の調査は7月1日から今月10日までの夏山シーズンの間、吉田口登山道の6合目で富士吉田市が行いました。

それによりますと今シーズンの登山者数は11万5025人で2年ぶりの開山で過去最少だった去年と比べるとおよそ5万人、1.76倍の増加となりました。
一方でコロナ禍前の2019年と比べると62パーセントにとどまり、登山者数は回復途上となっています。
登山者が伸び悩んだ理由として市は、お盆休みや週末に天候の不安定な日が続いたことや7月中旬以降、全国的に新型コロナの感染者数が増加したことなどをあげています。
なお、1日の登山者数が最も多かった日は9月3日の4231人でした。














