岡山西警察署で新年ならではの方法で、交通安全を呼びかける試みが始まりました。

(平松咲季記者)
「今年の抱負は『思いやりのある運転をすること』です。では、おみくじを引きます!結果は…、大吉です!やったぁ」

岡山西警察署で始まった、開運おみくじ。交通安全に関する抱負や願い事をカードに書き込むと、おみくじを引くことができ、出た運勢に応じて、反射材などの啓発グッズがもらえるという試みです。

1年の始まりに交通ルールを守ることの大切さについて考えてもらおうと、2年前からこの時期に設置されています。

(おみくじを引いた人)
「あ、小吉。当然気を付けないといけないんですけど、(書くことで)思い出す。神社に行ったのと一緒の気持ちで、いい取り組みだなと思いました」

(おみくじを引いた人)
「大吉!」

(岡山西警察署交通官・鎌田裕介さん)
「自分で書いて貼るというのは記憶にも残ると思います。新年にやるということで年が変わって、気持ちも新たになっているので、改めて交通安全に気を付けていただきたい」

「交通安全祈願・開運おみくじ」は来月3日まで設置されるということです。

【スタジオ】
岡山県警によりますと、昨年、交通事故で死亡した人は県内で60人と前の年から11人増加しています。警察では暗くなるのが早いこの時期、特に夜間の運転に注意してほしいと呼びかけています。