中国南部の広東省珠海市で先月、運動中の市民らに車が突っ込み35人が死亡した事件で、中国の裁判所は運転していた男に死刑を言い渡しました。
先月11日、広東省珠海市の体育施設の周辺で、車が運動中の市民らを次々とはね、35人が死亡、43人が負傷し、運転していた樊維秋被告が、その場で身柄を拘束されました。
中国の国営メディアによりますと、裁判所は動機について、樊被告が離婚による財産分与の結果に不満を抱いたことだと認定。「残忍な犯行で深刻な結果をもたらし、社会に及ぼした危害も大きい」として死刑を言い渡しました。
この事件をうけ、習近平国家主席は事件の真相を解明するとともに、犯人を厳しく処罰するよう「重要指示」を出していました。
中国では無差別に市民らを殺傷する事件が相次いで発生しましたが、先月19日に湖南省で車が児童らをはねた事件も、発生からわずか1か月程度で執行猶予付きの死刑判決が言い渡されています。
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