安倍元総理の国葬が27日午後、執り行われました。これに合わせ、青森県内では県庁のほか12市町村で弔意を示す半旗が掲げられた一方、28市町村は半旗を掲げず、対応が分かれました。
安倍元総理の国葬は、27日午後2時から東京の日本武道館で執り行われ、国内外から約4300人が参列しました。
青森県内からは三村申吾知事のほか、市長会の代表として副会長を務めるむつ市の宮下宗一郎市長と、町村会の会長を務める平内町の船橋茂久町長などが参列しました。
国葬はテレビで中継され、青森県民も式典の模様を見守りました。国葬が行われたことについてどう思ったのでしょうか。
※県民は
「国民の税金を使ってやる。けど、やるだけの価値はあると思う」
「国葬も賛成。いろいろやってくれた」
「やるのはいいと思うけど、予算かけすぎはある」
「賛成もなければ反対もないのですが、はっきりしたことが明確になっていないまま進んでいるので、説明が足りない」
「やるべきではなかった。もう少し説明が必要」
「税金を使うし、感心しない」
青森県庁では27日朝、弔意を示す半旗が掲げられました。ただ県は、職員に黙とうや弔意を求めないとしています。
青森テレビの取材では半旗を掲げたのは青森県庁のほか、八戸市や弘前市など12の市町村です。一方で、青森市を始め28の市町村は半旗を掲げず、対応が分かれています。
※河村庸市キャスター
「半旗が掲揚されている青森県庁、そのすぐ目の前の公園では国葬への反対集会が行われています」
※青森県労働組合総連合 高橋保文幹事
「国会の審議も経ずに、閣議決定だけで憲法を無視して国葬を強行することこそ民主主義の破壊です」
集会に参加した人たちは国葬反対を訴えながら中心街をデモ行進しました。
総理大臣経験者の国葬は戦後2例目で、弔意が強制されることへの懸念などから賛否が割れるなかでの開催となりました。
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