福島県新地町の海岸に26日、体長約8メートルのクジラが打ち上げられ死んでいるのが確認されました。

【平岡沙理アナレポ】
「新地町の釣師浜海水浴場に来ています
あちらには砂にまみれたクジラが打ちあがっています」



クジラが打ち上げられたのは新地町の釣師浜(つるしはま)海水浴場です。
25日午前9時前、近くの埒浜(らちはま)で釣りをしていた男性から海上保安部に「クジラの死体が漂流している」と通報がありました。

クジラは26日になって南にある同じ新地町の釣師浜海水浴場に打ち上げられました。管理する県の相馬港湾事務所によりますと、クジラは体長が約8メートルありすでに死んでいて、写真を見た国立科学博物館の専門家によると「マッコウクジラ」とみられるということです。

国立科学博物館の専門家などが27日に調査を行う予定で、海水浴場を管理する県相馬港湾事務所では調査が終わり次第、海岸に埋める方向で調整を進めることにしています。