愛媛県西条市内の養鶏場で2件相次いだ、高原病原性鳥インフルエンザについて県は26日、関連施設を含め養鶏場の防疫措置がすべて完了したと発表しました。
県によりますと、鳥インフルエンザは今月10日と19日、西条市内の隣接する養鶏場2軒で相次いで発生が確認されました。
その後、最初に発生した養鶏場の関連施設で飼育されていたニワトリと合わせておよそ34万羽が殺処分された他、施設の消毒など防疫措置も26日午前9時に全て完了したということです。
(中村時広知事)
「早急に必要となりました経費について、専決処分をおこなったので発表させていただきます」
これを受け中村知事は26日の記者会見で、今回の鳥インフルエンザに対する防疫措置や、被害に遭った養鶏農家への支援にかかる費用など、およそ9億3000万円を専決処分したと発表しました。
また、新たな感染が確認されなければ、来月17日、今回、発生した養鶏場の半径10キロ圏内に設定されている、ニワトリや卵の移動制限が解除されるということです。
注目の記事
服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①
