2024年に福島県内で発生した「なりすまし詐欺」の被害額は約3億7500万円に上り、去年の同じ時期と比べて2億円以上増えたことがわかりました。

福島県警察本部によりますと、11月末までに県内で発生したなりすまし詐欺の被害は109件で、去年の同じ時期と比べて25件増えました。

被害額は3億7595万円で、去年の同じ時期よりも2億2千万円以上増えています。
手口別にみると、架空の料金を請求される詐欺が52件と半分近くを占めていて、被害額は5055万円に上ります。
このうち33件が電子マネーをだまし取られる被害だということです。福島県警は電話やSNSで「電子マネー」の話をされたら、まず詐欺を疑い警察に相談するよう呼びかけています。