県内で5年ぶりとなる大相撲の冬巡業が沖縄市で開催され、待ちわびた多くの相撲ファンが沖縄アリーナに集まりました。

沖縄アリーナで開かれた大相撲冬巡業の「沖縄場所」
普段はなかなか見ることができない力士らを間近に見ようと、多くの相撲ファンで賑わい満員御礼となりました。
巡業の醍醐味は大相撲の様々な舞台裏を堪能できることです。
関取が結う「大銀杏(おおいちょう)」の髪結い実演では、父親が国頭村出身の幕内「宇良」がモデルを務め、床山が巧みな腕前を披露しました。

那覇市出身で十両「嘉陽」は幕内「湘南乃海」と対戦。
「嘉陽」が凱旋の白星を挙げると、沖縄のファンから盛大な拍手を受けていました。
那覇市出身 十両・嘉陽
「こういう形で帰ってこれて、沖縄の人にたくさん声援をもらえて嬉しいです。自分のおじいちゃんおばあちゃんもこの会場に来てくれているので、いい姿をみせれているかなと思います」
国技館さながらの迫力ある取り組みに訪れた大相撲ファンは心技体の神髄を体感している様子でした。