北國銀行は20日、会長に多田隆保氏、社長に米谷治彦氏が就く2025年3月1日付けの人事を発表しました。銀行トップの交代は5年ぶりです。
新しい社長となる米谷氏は常務執行役員法人部長からの昇格となり、会見では「取引先とのコミュニケーションの量と質を上げ、本部と支店一体となって営業を進めていきたい」と抱負を語りました。
また、今回の人事を機に、銀行トップの呼び名である「頭取」を「社長」に改めることも決めました。

現在、頭取を務める杖村修司氏は、持ち株会社である北國フィナンシャルホールディングスの社長を続け、グループ全体の経営を統括します。
杖村氏は、能登の本格復興に向けてグループとしての役割を果たしたいと、新体制に期待を込めました。
今回のトップ人事は、2025年2月の臨時株主総会を経て、3月の臨時取締役会で正式決定します。