19日、上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、愛媛県内は山地を中心に雪が積もりました。
四国中央市の山間部、新宮町馬立にあるこちらの工房では・・・厳しい冷え込みを利用した「寒すき」と呼ばれる伝統の和紙作りが最盛期を迎えています。
工房では、和紙職人の大西満王さんが、冷たい水をはった「すき舟」にミツマタの木の皮を加工した原料を入れかき混ぜたあと、「すげた」と呼ばれる木の枠を動かして紙をすいていました。
冷え込みが厳しいこの時期は、水中の雑菌が少ないためきめが細かく、丈夫でしなやかな和紙に仕上がるということです。
大西さんは、時折、バケツのお湯で手を温めながら地道な作業を続けていました。
大西満王さん
「寒い方が良い紙が出来るんで、寒いんですけど良い紙が出来ることを有難いと思いながら漉いてます」
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