実現すれば国内自動車産業の大型再編となります。ホンダと日産自動車が経営統合に向けて協議に入ることが分かりました。中継です。
ホンダと日産の経営統合の協議入りは、来週23日月曜にも正式に発表する見通しだということです。
けさ、ホンダの三部敏宏社長は経営統合について「可能性としてはあると思う」と説明しました。
ホンダ 三部敏宏 社長
「日産さんだけではなくて、三菱さんは協業含めて色んな話をしていて、あらゆる可能性について話をしているので。(Q.可能性の中には経営統合も含まれるか)上から下まで言えば可能性としてはあると思う」
私たちの取材に応じた三部敏宏社長は終始穏やかな様子で経営統合の可能性について触れ、否定はしませんでした。
ホンダと日産自動車の経営統合は持ち株会社を設立して両社がぶら下がる方式を想定していて、日産自動車が筆頭株主の三菱自動車も将来的に加わることを視野に入れて交渉を進めるということです。3社の統合が実現すれば、販売台数が800万台を超える世界第3位の自動車グループが誕生することになります。
アメリカのテスラや中国の自動車メーカーが台頭する中、経営統合によって新車の開発費や部品の調達コストをおさえ、利益が出る体質を作っていく狙いがあります。関係者からは「このスピード感には驚きを隠せない」といった声も聞かれます。
ただ、日産とホンダの関係者からは「企業文化が違い、合わない」などの声も聞こえ、統合に向けた協議がスムーズに進展するかは不透明です。
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